留学のきっかけはフィリピン!
留学したいと思ったきっかけは、海外旅行が好きで、大学生の間に一度でもいいから、留学を経験してみたいと思って、留学センターを訪ねたことです。地元の同級生がここを利用していたので、行ってみると話しやすそうなスタッフの方がいたから、その人話すと思ったら、そこの会社の代表の内田さんが対応してくれました。もちろん、アドバイスは的確で、私の要望通り安くてみっちり英語漬けできる環境ということで紹介してもらった、フィリピン(セブ)留学に惹かれていきました。
– フィリピン留学はいかがでしたか?-
学校生活は、外部寮と言って学校が入っているビルの周辺にいくつかのドミトリー(学生寮)があって、そこから通うという感じの学校生活でした。そこの社長さんが日本人ということで、学校の施設がすべて日本人好みに、お洒落でカフェテリアみたいに綺麗な学校で不自由なく生活できていました。ご飯も美味しかったですよ。
フィリピン留学後、2カ国留学(マルタとイギリス)へ
映画とか見てヨーロッパの昔ながらの街並みとかを見ると素敵だったので、ぜひ学生のうちに行ってみたいと思っていました。それから、フィリピンでの人との出会いがすごくよかったので、海外旅行ではなく海外留学にて現地の生活に触れながらヨーロッパを楽しみたいなと思うようになりました。
– 2カ国目の留学先をマルタにした理由は何ですか?-
フィリピン留学後に留学センターに帰国後の報告に行きました。フィリピン留学がとても楽しかったので、再相談させてもらった時に、ヨーロッパに行ってみたいという思いを話しました。そうして、内田さんがチョイスしてくれた国がマルタ共和国でした。あたたかい!治安がいい!日本人が少ない!この3つが当てはまるエリアですよ。
ただ、今は日本人留学生が日に日に増えていると聞いていました。私が通っていた時のマルタの語学学校では、日本人留学生は1クラス15人に対して、2~3人くらいでした。10以上のクラスがあったので、私が通った語学学校では30人はいたと思います。当初、私のクラスはPre-intermediate(中級下)でしたが、自分を入れて3人だけでした。そこまで気にするほどではなかったですよ。
私の知らない文化が私自身の知らないことを気付かせてくれる
私が仲良くなったクラスメートは、ブラジル、コロンビア、オランダ、スペイン、ロシア、チュニジア、トルコ…と国際色豊かでいつも一緒にいたメンバーでした。ラテン系が多かったので、ラテン文化の交流が多く、知らないうちにラテンミュージックにハマってしまいました♪
– マルタでの滞在はどうでしたか?-
内田さんがホームステイよりもレジデンスステイがいいじゃない?!と投げかけてくれたのが何よりもありがたかったです。頭の中にそういうことが思い浮かばないし、やはりその道のプロのアドバイスと、私の性格をよくわかってらっしゃいました(笑)。
実際どうだったかというと、これがやはり最高でした。クラスメートと仲良くできたのは、ヨーロッパ・南米の生徒はほとんど同じレジデンスだったので、仲良くできる機会が多かったことだと思います。クラス以外で一緒に過ごせたのも嬉しかったです。ロビーにいれば誰かがいるし… これ大事です(笑)。クラスメート以外の友達とも交流ができたのも、本当に良かったと思っています。
また私が契約したレジデンスにおいては、学校から歩いて5分!近いです。部屋が2人部屋でも広々として使えて、とにかく綺麗でした。自分の部屋のキッチンもあり、レジデンスの1階にあるキッチンも大きくて使いやすく、そこで他の留学生との食事での交流ができたのもとてもよかったです。各国の郷土料理とかを作ってくれて本当に良い交流ができました。思い出深い一品といえば、自分が作った日本式カレーが何よりも誰よりも高評価でしたよ!!
– マルタの語学学校の授業はどうでしたか?-
私が受けたコースは、1日90分クラスを3本受講するものでした。午前のレッスンは学校のテキストに沿った授業が行われ、主にリーディング、リスニング、ライティング、グラマーを行いながら会話中心で理解していく授業が展開され、すごく自分の英語力が向上しました。午後のレッスンだけはほとんど会話のみのレッスンで、「災害」を題材にした授業の時に、意外と地震や津波の単語を知っていて自分でもびっくりしました。地震を経験した私の話に耳を傾けてくれて、もう少し地震のことを話せるように準備しておけばよかったと後悔しました。自分の住んでいる国や、地元の話題などを知らないと会話も弾まないので、準備不足の自分に反省ですね。
マルタからイギリスへ!欧州旅行も楽しめました
マルタ留学(8週間)を終えて、イギリスへの留学(3週間)しようと思ったのは、留学後にフランス・パリへ旅行がしたいのもあり、”せっかくならロンドンにも留学できるかな〜?”と、ふんわりと考えていました。そしたら、留学センターの内田さんがイギリスまでの留学プランもしっかり立ててくれてました。 マルタでの留学中に、ロンドンでのホームステイ先の詳細を送ってくださり、留学中のケアも行ってくださいました。イギリス留学終了後に母と一緒にフランス旅行も計画していましたが、母の分まで親身にアドバイスしていただき感謝しています。ここだけの話しですが、フランス旅行計画を踏まえた事前調査の体で、マルタ留学中にフランス・パリ、スペイン・バルセロナにクラスメイトと行ってきたことは母に内緒です(笑)。
とにかく英語に触れることを大事に
マルタでの留学を終えて、イギリスの英語を聞いて思ったことは、イギリスの英語のスピードが速すぎるように感じたことです。また会話の中で表現の仕方というか、知らない単語が混じったり、直接的なことを言わなかったりとイギリス英語の理解に苦しんでいました。
- どうやって克服しましたか?-
3週間という短い間なので、ロンドンの語学学校でのクラスレッスンやロンドンでのホームステイ先においても、積極的に英語を聞いたり、話したりと、とにかく英語に触れることを大事にしたことです。それもあってか、イギリスを出るころには段々と理解できるようになりました。それにしてもイギリス・ロンドンを先に留学先として選ばなかったのがよかったかもしれません。マルタで英語を慣らしていたから、すごく強くなれた気がします。
– 2カ国留学を経験して言えることってありますか?-
2カ国留学にて、それぞれ話す英語が違うものだということを知りました。マルタの語学学校よりも、ロンドンの語学学校ではより英語に対する理解が深まったと思います。おかげで、イギリス・ロンドンでは上級コースのクラスを受けることができ、積極的に英語に取り組んだことが実を結びました。当たり前のことですが、長く語学学校に通えば通うほど、英語が完璧になるんだろうな~と思いました。短期間の2カ国留学を通して、欧州のクラスメイトと交わることが多かったこともあり、その後のフランスで話される英語(フランス語交じりの英語)も理解できるようになったのも成長できたと思っています。
改めて今回の短期間での2カ国留学で感じたことは、たくさんの人たちと出会いに感謝です。本当に人と人との関りで、英語のコミュニケーションを取ったことが私を人間的にも成長させてくれたと思っています。
今後の展望
長期で留学したいのもありますが、今だったら留学よりも旅行で、マルタ留学で友達になったクラスメートの国へ遊びに行きたい!絶対行きたいです。またロンドン留学でお世話になったホストマザーの方にも再会したいです。親身になって対応してくださったこともあるので、もう一度ホストマザーのところへ訪問してお礼を言いに行きたいと思います。

私は人見知りもあって、待っていれば、誰かが話しかけてくれるだろうと思ってしまうんですよね。それじゃあ、留学ではダメです!私は滞在初日から、自分から勇気をもって積極的に話しに行こうと決めて行動に移しました。積極的に話すことが何よりも大事です。
それから今回、初めて留学したフィリピン・セブ留学も良かったのです。私にとってはマルタとイギリスの2カ国留学でしたが、これから大学を休学して留学するのであれば、思い切って3カ国留学、4カ国留学もいいと思いますよ。もっとたくさんの出会いが自分を成長してくれるのではないかと思います。