お姉ちゃんに反対されたけど、行くって決めたんです
最初に留学に行こうと思ったのは、お姉ちゃんが当時留学をしていて、私も3週間だけ体験で行ってみたときに、留学っていいなと思ったからです。将来は英語関係の仕事をしたいと思うようになり、私も留学すると決めましたが、お姉ちゃんから「ホストファミリーの生活スタイルが日本と違うから止めたほうがいいよ」と言われましたが、一度決めたことなので、反対を押しのけて留学に出発しました。
現実には英語をしっかり勉強しないと大変です
出発前は羊がたくさんいて、田舎町のほのぼのとした生活を想像していました。でも、英語力が足りずに高校から語学学校に逆戻りしたり、高校に戻っても今までの友だちがいないのとで、不安でした。最初、仲良くしていた日本人の友だちが先に帰国してしまったので、結果的に1人になってしまいましたが、かえって自由に行動できて、前向きに生活でき、自分に自信がついてきました。そんなこんなしているうちに、ほかの国のクラスメートと仲良くなって、少し遅れて学校生活をスタートすることなり、分からないことだらけでしたが、仲良くなったクラスメートに声をかけてもらい、なんとか乗り越えていきました。
ちょっと失敗しちゃったこと
お姉ちゃんもニュージランドに留学してて、別の場所に住んでたんですけど、留学中に寂しくなったときはお姉ちゃんのところに泊まりに行ってました。でも、行き過ぎて、私のホストファザーに怒られちゃいました。マザーから外泊許可をもらって、泊まりに行った日の夜にファザーから電話がかかってきて、「俺は外泊の許可を出していない」と怒鳴れて、ちょっと怖かった(汗)。でも、基本は日本にもよくいる頑固なお父さんという感じでした。
頭に刷り込むように、繰り返した
英語の勉強はとても苦労しました。いろいろ試したけど、夜に映画を見に行ったのが役に立ったと思う。それからルームメイトとよく喋って、日常で使うフレーズを勉強しました。たまにホストマザーの言っていることが分からなかったけど、続けて覚えようと努力しているうちに、頭に刷り込まれ、いつのまにか覚えていました。
留学生活を振り返ってみて
想像より大変でした。特に英語の面で。日本でも英語を勉強していましたが、戸惑うことが多々ありました。留学中に、知らない単語がなくなるように頑張りたい、と思えるようになりました。一時帰国で日本に帰ったときは家の天井が低いと感じたり、床に寝そべるのが最高だと感じ、留学前、留学中に分からなかった当たり前が、とても新鮮に思えました。それから、夕ご飯を外で食べるときに、何百円で食べられるのはニュージーランドでは想像できなくて、日本の外食のクオリティー感激しました。
留学カウンセラーに相談してよかったこと
内田さん(留学カウンセラー)に「日本の高校に行って、大学に進学した人と、高校留学して日本の大学に進学した人では全然違う」とこれまでお世話された(卒業された)生徒の成功例を挙げて、アドバイスを頂いたのが印象的です。私もそのような成功例になるために頑張ります!

友だちとか家族とも離れて、寂しくなると思うけど、留学したいなら、そこを踏ん張ってがんばってください。ホームシックになっても、慣れたら日本とニュージーランドが遠く感じなくなるし、同じ留学している子に電話して日本の良さを語ったり、思っていることを話すことで克服することができますよ。日本の本を持っていってもいいかもしれません。