ホームステイ
現地の生活を理解するのに一番手っ取り早い滞在方法。
勉強や同世代の人との人間関係は学校生活を通じて体験できますが、生活習慣や文化などはホームステイを通じた体験の方がはるかに現実的なもの。
食事の仕方や一家団らんのひと時、休日の過ごし方、そしてなによりもホストファミリーの生活を通じて知る現地の大人たちの生き方など、「習慣」や「生活」そのものを勉強できる場でもあります。
はじめはとても気を遣ったり、戸惑うことも多いのですが、それは時が解決してくれ、だんだんと現地の生活習慣のほうが当たり前になるでしょう。
メリット
- ホストファミリーを通じて、日常生活に触れる機会が多い
- 基本的には一人部屋なのでプライバシーは守られる
- 家具や生活用品を自分で買いそろえる必要がない
- 学校以外でも会話する機会が多いため、語学の上達が早い
- 現地の人々を生で見ながら現地の生活を体験できる
デメリット
- 各家庭で決められたルールに従わなければならない
- ホームステイ先が学校から遠い場合、通学が不便
- ホームステイ先の食事や家族の人柄になじめないことがある
学生寮
同じ年代の半ばが集まる寮生活は楽しいことがたくさん。
宿題を教えあったり、時には喧嘩したり、と同じ屋根の下で暮らすため深い友情を築くことができます。寮は自分の行動次第で交流の輪をどんどん広げていくことができる場所でもあります。
寮のスタイルは学校によって様々ですが、学校の校舎から近いところにある場合がほとんど。中にはジムや映画を見られるスクリーンなどの娯楽施設が整っているところもしばしばあります。
寮生活には規則も多くあります。郷に入れば郷に従え、集団生活の秩序を守るため、規則にはきちんと従うことが重要です。
また、寮には様々な人種、宗教を持った人がいますが、一緒に生活している仲間一人ひとりを尊重しあって協力しながら生活することが大切です
メリット
- 同年代の友人をつくりやすい
- クラスメイト以外にも、世界各国の人々と知り合う機会が多い
- 学校近辺にあるため通学に便利
- 自分に合った生活スタイルを選べる
デメリット
- 生徒によっては騒々しい環境になることがある
- 相部屋の場合が多く、プライバシーが守られにくい
- トイレやシャワーは共同
- 夏休みなど学校が休校の時は閉鎖される場合がある
アパートシェア
地元の人と同じ目線で生活するなら、キッチン付のアパートがおすすめ。
日本と違って家具・家電付のアパートもあるので、一日目から地元の生活を体験できます。
友達とルームシェアすることで経済的な負担を軽くしつつグレードを高くできたり、外国人のルームメイトを見つけられれば言葉の勉強にもなります。
アパートの賃貸契約を結ぶ際は、契約期間、保証金(デポジット)の額など、細かな条件をよく確認してからサインする必要があります。
メリット
- 他人に気兼ねせずに自由に暮らせる
- ルームシェアや自炊生活などで生活費を抑えることができる
デメリット
- 生活用品をそろえなければならない
- 各種契約などの手続きは自分一人で行わなければならない