目的は?
充実した留学には、はっきりとした目的や目標が大切です。「仕事や生活に役立つ英語力を身につけたい」「学位を取得したい」「現地の人と話して仲間を作りたい」等、たとえそれが他人から見てくだらないと思えるようなことでも、一度紙に書き出してみましょう。自分なりの目的・目標が定まったら、留学アドバイザーと相談しながら、具体的な計画を立てていきます。
予算は?
留学のための予算をどれくらい準備しているかによっても選択肢が変わってくるので、資金不足にならないように、ある程度余裕をもった計画を立てましょう。学校や滞在方法など、見積書を複数のパターンに分けて依頼するといいでしょう。
お金が予想以上に貯まったときのため、滞在期間の延長を視野に入れた見積書があると、現実味が湧いてきます。
どこへ?
各国それぞれに魅力があり、またその中でも都市部や郊外、田舎など地域によって大きく特徴が異なります。気候や都市規模、利便性や治安、生活物価など、綿密に情報収集を行い、慎重に留学先を選びましょう。また日本人比率にこだわる方には、事前に日本人比率が少ない留学先や、国籍比率などが提示できる学校など、ご検討段階から情報をお出しできます。
期間は?
留学期間は、留学目的や予算に応じて変化するものです。現在の自身の状況と希望とをよく把握した上で決定しましょう。
また、専門コースの入学条件を満たす英語力があるかどうかは、事前テストを受けることでチェックが可能で、その結果によって現地での語学研修がどれだけの期間必要なのかも分かります。
出発時期は?
出発時期は、資金等の準備にかかる時間やかける予算に応じて変化します。希望渡航先のビザ情報、物価や現在の語学力をよく把握した上で決定しましょう。また、出発時期によって航空券の料金が大きく変わることもありますし、学費も突然大幅に変更されることもあります。頻繁にチェックし、急な変化に備えましょう。また、仕事を辞める、大学を休学するタイミング等も考えておきましょう。
ビザは?
出発前に取得するビザは、観光・学生・就労・インターンシップ(研修)ビザに分類されます。他には、主に18歳から30歳までの若者を対象としたワーキングホリデービザも人気の渡航スタイルとして有名です。また、カナダやニュージーランド等の一部の国では現地でのビザの切替が可能でなので、学生ビザで渡航して英語を勉強した後で現地でワーキングホリデーに切り替えて就労するケースも。
航空券は?
航空会社やチケットの種類、そして出発時期にによって価格は大幅に異なります。渡航費を安く抑えたい人には、アジア各国の航空会社を利用することで費用が安くなる場合があります。また、早割り制度や学生・ワーホリ向け運賃等を提供する航空会社もありますので、良く吟味して選びましょう。渡航先の国が片道航空券でも入国ができるのか、往復チケットを買う必要があるのかも要チェック。
海外保険は?
海外では、予期せぬ事故や怪我に見舞われることがあります。また不慣れな海外生活で、体調を崩しやすくなる方も多くいます。そんな病気・事故ケガの補償はもちろん、損害賠償や携行品の補償までカバーしてくれるのが、海外保険です。短期留学から長期留学まで、プランによって補償内容が違うので、しっかりチェックしておきましょう!
帰国後は?
留学経験を活かして将来何をしたいか、またどんな自分でありたいかをイメージしておくといいでしょう。企業や職種により異なりますが、日常業務で英語を必要とする企業へ就職するには少なくともTOEIC700点、英検準1級程度は必要とされています。また、海外での就労経験は企業へのアピールポイントとなることから、インターンシップ参加のために再度海外へ渡航する人も近年増えています。