イラン戦争に伴う海外留学への影響について
イラン戦争の長期化により、航空便の運休や燃料費の高騰、各国の入国審査強化など、海外留学を取り巻く環境に大きな影響が出ています。本ニュースレターでは、現在確認されている主な影響と、留学をご検討中のお客様へのお願いについてお知らせいたします。
(2026年3月30日現在)
✈ 航空便・費用への影響
イスラエルとイランの攻撃の応酬に伴い、周辺諸国を含む空域および空港の閉鎖により、フライトの大幅なキャンセルや遅延が発生しております。その結果、留学生の移動は著しく制限されている状況です。
イラン周辺の情勢不安定化により、特に中東・欧州路線の航空運賃が高騰しており、留学生の経済的負担は大きく増加しています。今後の石油供給への懸念から、2026年6月頃をめどに各航空会社の運賃値上げや燃油サーチャージの一層の高騰が予想されており、例えば25万円程度の航空券が、35万~40万円前後まで上昇する可能性も指摘されています。
予約状況によっては突然の欠航や減便が生じるケースもあり、日本から欧州への長距離路線は利用者減が見込まれる一方、韓国・台湾など近距離路線への需要が高まるとの見方も出ております。
🧳 具体的なトラブル事例とリスク
弊社を通じてマルタ共和国へ留学されたお客様のケースでは、帰国時のドバイ経由便が運休となり、一時的に帰国のめどが立たない事態が発生しました。結果として、マルタでの滞在を6日間延長したうえで別の欧州路線の航空券を買い直すことで、最終的に帰国していただきました。
この際、レジデンス延長費用は、現地学校スタッフの協力により6日間・食事込みで約6万円に抑えられた一方、代替ルートによる帰国便として追加で約27万円の支払いが必要となり、合計約33万円の想定外の負担が発生しました。
このように、急な運休や空港閉鎖などにより、多額の追加費用が必要となるリスクがあることを、留学前に十分ご認識いただくことが重要です。
🌍 各地域での影響と注意点
アメリカへの留学
アメリカの一部空港では、イラン戦争への報復を懸念したテロ対策強化により、入国審査が従来よりも厳格化されています。テロ警戒レベルが引き上げられており、ESTAを取得していても入国を拒否される事例が報告されています。今後のアメリカ留学については、最新の入国情報を確認したうえで慎重な判断が求められます。
東南アジア(例:フィリピン)への留学
フィリピンなど一部の東南アジア諸国では、エネルギー不足により非常事態宣言が出され、節電が強く呼びかけられています。学生寮での留学生活が一般的なフィリピン留学では、エアコン利用制限などにより、従来のような快適な生活環境が確保できない可能性があります。加えて、物価上昇が続いていることから、生活費の増加や治安の悪化を懸念する声もございます。
🎓 留学をご検討中のお客様へのお願い
世界各地でイラン戦争の影響が広がる中、弊社としては以下の点を特にお伝えしたいと考えております。
戦争が終結するまでの新規の海外留学について、弊社として積極的なご出発は推奨しておりません。
中東・欧州・米国以外の地域をご希望の場合であっても、世界情勢や航空事情の急変により、不測のリスクが生じることがあります。
未成年の留学生の場合、保護者様が現地へ駆けつける必要が生じたり、別ルートでの帰国便を手配したりする可能性を踏まえ、緊急時にも対応できる十分な予算確保が重要です。
新型コロナウイルスに続き、今回のイラン戦争によっても海外留学への影響が非常に大きくなっていることは、弊社としても大変心苦しく受け止めております。
一方で、弊社をご利用いただき夏休み留学に参加されたお子さまたちが、夢と希望を持って海外に挑戦される姿は、今も変わらずかけがえのないものです。そのような機会が将来にわたって守られていくことを願いつつ、一日も早い戦争終結と世界の平和な日常の回復を心より祈念しております。
📌 正規留学中のお客様へ
アメリカやイギリスなどで正規留学(高校・カレッジ・大学進学など)を継続されているお客様におかれましては、情勢不安の中でご不安も多いかと存じます。まずはご自身の安全を最優先に、現地の情報に注意しながら留学生活を続けていただければと存じます。
弊社では、在籍中のお客様へのフォローについて、今後も可能な限りのサポートを行ってまいります。困りごとやご不安な点がございましたら、いつでもご相談ください。この困難な状況での経験は、将来きっと大きな糧になると私たちは考えております。
引用画像
弊社を利用して夏休み留学に行かれた子供たちを使わせて頂きました。早く笑顔で出発を迎えたいですね。




