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留学生は仲がいいのに、どうして国はもめるんだろ
僕は12年間続けた水泳を昨年の冬にやめ、今年の春に高校も退学し、今ニュージーランドの高校に通っている。部活や人間関係でいろいろあり、僕は違う道を歩もうとここへ来た。
ニュージーランドは多国籍の国だ。僕の学校には36カ国から留学生が集まっている。60カ国からの留学生が集まる学校もある。目や髪や肌の色、言葉や文化、考え方。全てがそれぞれ違うけど、僕が驚いたのはそんなことではなくて、その違いをみんなが当然のこととして受け入れていることだった。
日本にいたころは、人違うと恥ずかしい。みんなと同じで当たり前と思っていた。日本での多くのトラブルもそこから起きていたと思う。
みんあ違って当たり前という自由がここにはある。その代わり自分が何かをしたいときは、言葉で伝えなければならない。たとえ単語だけでも。相手はしっかり聞いてくれるし、間違っていたら教えてくれる。そこから英会話の足しさが生まれるし、興味も湧いてくる。
留学生はみんな仲がいい。日本や中国、韓国のニュースを聴くと僕たちはこんなに仲良くなれるのに、どうして国と国はもめてしまうのだろうと話し合ったこともあった。
お互いによく話し合い、話を聞き、相手の文化を尊重して受け入れること。また自分の目で見て、感じて確かめること。その積み重ねが、いつか国と国の距離を縮めていくのではないだろうか。
留学はつらい事もたくさんある。その中で楽しいことを見つけていくことが大事だ。僕は毎日少しずつ進歩している。これからも笑顔を忘れず頑張ろうと思う。
ニュージーランド高校留学(Northcote College)高校2年生
長 大晴
現役でニュージーランドに高校留学されているタイセイさんから海外の高校生活を通して現地で感じたことをインタビューさせていただきました。彼のような高校から留学されている方は、日本の高校では感じることのできないことを感じ、そしてそれについて考え、それを周りの同学年の友人、先生、ホストファミリーと話し合うことができます。全てが楽しいことばかりでなく、辛酸を嘗めることもあります。それでも、彼らはこれからどこの世界でも重要となる、国際性を確実に成長させています。
彼の留学生活の様子はリュウガクライフのコーナーより見ることができます。高校留学を考えている学生のみなさん、日本の高校生活にギモンを感じているみなさん、そして保護者のみなさま、留学生の実際の生活を覗いてみてはいかがでしょうか。
次回は高校留学生活を終え、日本の大学に進学されたお客様のインタビューをご紹介します。